様々な障がい者の方が安心して働ける環境です
就労継続支援A型事業とは、通常の企業に雇用されることが困難な身体、精神、知的の障がいのある方や難病の方に「働く機会」と「働く場」を提供する事業です。
そして、利用者の皆さんに、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練、必要な支援を行います。
利用者の皆さんは、実際の業務や職業訓練を通じながら、職業技能や体調管理能力などを身につけ、一般就労を目指していただきます。
A型事業所の特徴は雇用契約を結ぶことです。
雇用契約を結びますので、都道府県の最低賃金が保証されます。
どんな仕事をするの?
利用者の皆さんは、職業技能や体調管理能力、コミュニケーション能力などを身につけるために、実際の業務や職業訓練を行います。
『みずほ』では、企業から作業を請け負い、請け負った作業をその企業内で行う「施設外就労」をしています。作業内容は、商品のピッキング作業や出荷作業等です。一般就労により近い環境で働くことで自信も深まり、令和5年度では5名の利用者の方が一般企業への就職が決まりました。
また、『そよ風の麦畑』というパン屋さんも運営しています。パンの製造(成形・焼き・袋詰め)、接客・販売(レジ打ち)、店内清掃・洗い物など幅広い作業を行っています。
もちろん、業務以外にも、一般常識や社会常識、コミュニケーション能力など、皆さんが一般就労を目指すときに必要な能力を身につけることが出来ます。
就労継続支援A型の対象者
一般企業等に就労することは難しいが、雇用契約を結んで、継続的に就労することが可能な18歳以上65歳未満の方。具体的には次のような例が挙げられます。
・就労移行支援事業を利用したが、企業等の雇用に結びつかなかった方
・特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、企業等の雇用に結びつかなかった方
・企業等を離職した者等就労経験のある方で、現に雇用関係がない方
※就労継続支援A型事業所を利用するには、原則として『障害者手帳』、『療育手帳(愛の手帳など)』、『特定疾患医療受給者証』が必要になります。
※市区町村の障害福祉課への申請も必要となります。
※医師の診断書が必要になるケースもあります。
※場合によって利用料がかかることもあります。